瑞牆三昧

<ゆ>
6月13・14日@カサメリ コロッセオ&カンマンボロン with 橋森さん

りっちゃんの完登を以て「甲府幕岩物語 春」は完了したので、花崗岩克服を狙って2連荘で瑞牆に行きました。

初日はコロッセオ。「NDD 5.12c」の続きです。この日はベストコンディションといって良いレベルのフリクションがあって、1便目から最後の核心が惜しい!という到達点までいけました!俄然、RPモードになりましたが、登れそうになると緊張しちゃって2便目も決めきれず・・・。「これ以上トライすると指皮がもつかなー」と不安になりながらの3便目、脳内シミュレーションを洗練させ、上部核心の重心移動もしっかり脳内でイメージできたおかげか、緊張しすぎずに想定通りに身体を動かすことができ、RPできましたーー♪♪

NDDは「ミジカシイ」ルートで、下部の核心(トラバース)と上部の核心(遠い右アンダー取り)が肝かと思います。どちらも距離を出さないといけない系なので、リーチがない人はふわっと重心移動みたいな動きが必要になり、ムーブが絶妙に面白いです。逆にリーチがあって重い人は細かいホールドをつないでいく手数が多い上部が厳しいのでは。みんながトライしているだけのことはある、星いっぱいルートでした。

この日は、堀田家もコロッセオに来てくれて、橋森さんがヌンチャクがけしたMist 5.13cを皆でトライしたり、あすかちゃんがヌンチャクをかけてくれたトップガンをトライさせてもらったり、RP後は和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。橋森さんのMistは「あと半手!」くらいでRPできそうだったけど次回に持ち越し。6月中に、もう一回くらいコンディションの良い日がきてほしいなー。

コロッセオにいた増田さんが写真撮ってくれてました。ありがとうございます!!

翌日は初めてのカンマンボロンです。LOLやA Wishなど、みんなが楽しんでいるルートがあるのは知っていましたが、行く機会がないまま月日が経っており、クライミングをやめる前に来ることができてよかったです。アプローチはまあまあ登りますが、足場が良いので思っていたより快適で、わざわざ来る甲斐が十二分にある岩が次々に広がり、「あのルートもこのルートもやってみたい!」と心が踊ります。

橋森さんは、瑞牆では登れるルートはほとんど登り切っており、数少ないやり残したルートを求めて彷徨っているようですが、カンマンボロンには「Childrens’s Corner 5.12c」という30mルートだけどボルト4本!!というルートが残っていて、それを目指します。すぐ横には「LIFE LINE 5.12a」というルートがあり、私はそれを目標ルートにすることにしました。

岩場に到着直後は霧に包まれており、岩もジワッと汗をかいているような湿度感。「LIFE LINE 5.12a」をトライしますが、チョークも流れ落ちててリアルオンサイト?状態。中間部にある核心で粘りますが、「あー、ヌメッてすっぽ抜けそう!」と思ってフォールする前に降参・・・・ああ、せめて落ちるまで頑張ればよかった・・・・。コンディションが良くて粘ればオンサイトできるかもしれないルートなので、諦めちゃって残念です。でも、ちゃんと花崗岩を嫌がらずにオンサイトを頑張ったので良しとしようと思います。

その後、橋森さんがLIFE LINEを登って、おそらく「R」と言って良いと思う「Childrens’s Corner 5.12c」にトップロープをかけたので私もちょっとお触り。朝イチ以降は冷たい風が吹いて来て、岩のコンディションは激変して快適なクライミングになりました。トップロープで無心にムーブにフォーカスすれば何とか解決しそうなルートですが、ミニマムボルトの精神でボルトが打たれており、「うわーーー!このボルト間隔で登るのかー」というルートでした。となりのLIFE LINEが、ほぼ同じ長さで11本ボルトがあるのに、こちらはボルト4本でカムもほとんどキマりません。確かに、「ここは落ちるかも!」という難しいムーブの時にはボルトが打ってあるんですが、精神的なブレが怪我に直結するという感じで、ちょっとだけそっちの世界を垣間見て来た印象です。

そんな感じで岩と戯れているうちに時間が経ち、15時には風が吹いてパリパリの状態になってからの「LIFE LINE 5.12a」のRPトライのお時間です。「花崗岩ルートって、途中で足が痛くなるし何か心が折れるし、落ちたら辛すぎるからやりたくなーい!!!」と悶々としながらも、覚悟を決めて登り始めます。核心前で、訳もなく心が折れそうになりながらも、「ダメダメ!メンタル切らさずに頑張ろう!!」と自分を鼓舞して無事RP。

あーーー!嬉しい!!!
ちゃんと負けずにやり切ったぞ!!

LIFE LINEみたいな「足が痛くても傾斜がないから、ネチネチムーブを考えてメンタル折れずに粘ればいける」みたいなルートって本当に苦手で、やる前から「うわーーー!やりたくねーーー!」って思っちゃってたのですが、思ってたより私の花崗岩ムーブの読みは悪くないし、メンタルを鍛えれば頑張れる世界なので、そろそろ苦手意識を克服しても良いかも。

そんな感じで花崗岩の美味しいところだけを満喫しきった二日間でした。レスト時間はカンマンボロンに来ていた白幡家ご一行様とキャッキャ雑談して、テンちゃん・トラちゃんを撫で撫でさせてもらい、余すところなく楽しい1日でした。

花崗岩楽しいじゃないですか!!!

クライマーとしての余生に、素敵な贈り物を頂いてしまいました。

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