二子愛

<ゆ>
11月25日(日)二子 with すーさん、ハルコさん

ミイラ完登で2018年の目標は達成してしまったので、この日はとっても穏やかな気持ちで二子に向かうことになった。故障もあるし、しばらくは1Dayで出来そうな登ってないルート+ハードなルート1~2トライの組み合わせで、体力作りに励もうと思う。

早速、何回かトライしているのに登れていない「藍より青く 5.11c」。新しいトポでは5.12Aになっていると聞いて納得。本日1便目でアップ兼ヌンチャク掛けし、2便目で完登。これまではキーホールドを見逃しており、無茶苦茶なムーブでトライしていたようだ。最後に核心があって結構良いルートだった。

本日のメインディッシュは、ババージュを予定していたが、これまで空いていた二段岩壁が、振り返るな2組とババージュ3組、と大人気のため目標変更。私以外のみんながお立ち台周辺をトライしていたので、私も誰も触っていない「真珠入り 5.13A」をトライすることにした。真珠入りは、下部がガビガビで手が痛く、3ピン目がパワフルムーブ、その後、楽しいガバ地帯を優雅に進んだ後、突然「かぶったスラブ」という表現がぴったりのノッペリ地帯で難しい核心が登場。核心を抜けたら、小さいけどガバなポッケ等を使って終了点という構成になっている。
核心は全部のホールドが悪く、「正統派ムーブはこれだろうな」というのはすぐ解ったが、到底できる感じではなかった。岩は少し脆く、シッカーで固めてあったりするが、一部が欠けてしまっており難しくなっているらしい。2トライしてみたが、全然できる気がしない。しょうがないので、核心で一番厳しそうな足ムーブと一手を「できたこと」にして、残りのムーブを作ってトップアウト。正直かなりこのルートは厳しい。悪いホールドを駆使して特殊なムーブを組み立てる、苦手なタイプのルートだ。体力と持久力任せのルートは得意だが、こういうのは嫌なんだよなー。

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(真珠入りも出だしは強傾斜 Photo by とっしー)

最後はノースマウンテンでワークアウト。ツヨツヨクライマー達は日が沈む頃、みんなノースかホテルを登っており、H田さんに至っては「おいしいよ」でワークアウトしている。私も真似してノースをやってみたが、よく知っているルートでムーブには慣れているのに、速めのジョギングをしているときくらい息が切れ、ワークアウトには最適だ。これからもワークアウトを頑張って、二子クライマーに復帰するぞ!

さて、同行者のハルコさんは、初弓状エリア。悪魔のエチュードをやっつけたあと、ホテル二子をトライ。先週一緒だったマキちゃんと同じところで苦戦しており、来週みんなで一緒に来れるなら楽しいセッションになりそうだった。

すーさんは、Y花の強引な誘いから解放され、目標ルートである「バスター」をトライ。バスターは、唐獅子の核心を止めた後、任侠側に合流しないで直登するラインで、直登ラインには唐獅子ラインより難しいムーブがあるのに5.13Bという二子グレードなルート。絶対13Bな訳ないし。さて、すーさんは1便目、久しぶりなのに唐獅子パートをサクサクこなし、あわや核心が止まりそうな勢いだった。バスターの核心は、クニャ男っぷりを発揮し、脅威の柔軟性でムーブ解決。2,3便とも、もう登れちゃいそうな勢いだったので、次回に期待大だ。

さかもっちゃんは、具合が悪くてお休みのゲンキくんの代理でやってきたToscoさんと一緒に登場。Toscoさんは厳しい二子の中でも厳しめ、だけどすごく充実する「SVP」をやって、二子らしさを満喫していた。たまにはお母さんをお休みにして、一人で岩場に遊びにきてね!

M也は引き続き任侠道だが、前日のレスト日、本気で追い込まれるドMなパワーヨガのクラスにY花と一緒に参加しており、前々日の疲労と重なってクタクタな様子。1便目は最初の核心も通過できず、2・3便目も苦労していたが、日が暮れる頃、「もう一本頑張る」と言い出し、大丈夫かな?と思ったが、最終便の男は健在で、サクサクムーブを組み立てて、トップアウトしてきた。
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(とっしーいないと写真ゼロだったので、撮ってもらい超感謝)

そんな感じで各自それぞれの二子を満喫し、「やっぱクライミングは二子に限る!」と、厳しくも楽しい二子への愛を語って終了した。

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