挫折とかいいつつボルダー復帰

「もう会社辞める!」などと、定期的に言ってるやつに限ってなかなか会社を辞めないのと同じで、
「クライミング辞めようかなー」と口走った私も、翌週にはジムに2日行ってきました(ジムはクライミングじゃない、、とか言いつつ)。気持は全く乗らないですが、体の方はまだ多少やりたがっています。パフォーマンスは全然だけども、とにかく今の自分を基準に、その限界を広げていく以外に楽しむ方法ないですね。

特に9月からはボルダージムに復帰。
今年の6月までは、20㎝以上の高さから飛び降りると腰に響いて痛かったので、ボルダリングはもうできないものと思い、週末にパン2でリードクライミングだけやっていたし、ボルダーは2年近くやっていなかったのですが、6月から姿勢の矯正目的で足腰を中心に集中的に筋トレをしてきたところ、ある時たまたま高いところから飛び降りた時に、痛みを全く感じなくなっていました。

「あれ~!?全然痛くない!!」

それから、徐々に高さを上げてみたもののやはり痛みがないので、十分に注意を払いつつ、9月から荻パンに復帰することにしました。よくよく考えてみても、足腰を鍛えてきたこと以上に、その痛み(飛び降りた時の痛み)が消えた理由は思いつきません。姿勢を改善するための筋トレが、着地に使う筋力をたまたま強化していたようなのです。そもそも、大怪我をする前から、壁の高いジムで高いところから飛び降りる時は着地する時に腰が痛かったのですが、それすらもなくなっていた訳で、この点においては怪我の功名とでもいうのか、これは足腰の筋力を強化することで克服できるということでもあるようです。ちなみに、次のようなトレーニングをしてきました。

①トレッドミルで、ジョギング。
・去年の年末には、時速6.5㎞でギブアップした走力も徐々に上がり、10月には時速10㎞なら15分、最高速度は16㎞/hで1分間走れるようになっていました。自分が高校生の時は1500mを6分ぐらい(時速15㎞で6分間)で走れたので、昔の自分には到底及ばないですが、回復率はまずまずです。

②シーテッド・レッグプレス。
・座ったままのスクワット。背もたれがあるので腰を痛めなくて良いです。
・6月に始めたころは、35㎏から慣らしていき、90㎏ぐらいで一度壁に当たりましたが、その後135㎏ぐらいまで上げられるようになりました。
・最近は65㎏、75㎏、85㎏、95㎏を1日10回ずつ×週2

③背筋
・首の後ろに10㎏のダンベルを載せて、背筋10回×3セット これも週2

④バックエクステンション
・写真だとわかりずらいですが、座った状態で背もたれを背中で押していく筋トレマシンです。
・背もたれに負荷がついていて、これも65㎏×10回1セットを10㎏刻みで95㎏まで上げていくのがジムにきた時の日課です。

尚、筋トレをしてきた理由は、背骨の姿勢の矯正のためです。
私の背中は、1年間チタン合金を入れていたため、それを抜いた箇所の筋肉は全くなくなり、背骨のS字曲線を支えるだけの筋力もなかったので、少しのことで腰に大きな負荷がかかる形で背骨および姿勢が固まっていました。8か月間鍼に通い、その他諸々改善する努力をした後の、エビぞり姿勢が次の通りで、頑張ってこれなのです。

そもそも骨盤が床に付かないという・・・。なので、以前に通っていたヨガにも、まだ復帰できていません。クライミングへの影響で言うと、垂壁を登る時に体を壁に入れられず、コーディネーションとかもできません。

Y花先生のエビぞりは鮮やか!!

その他、背骨の位置の悪さは諸々の問題を引き起こし、寝るのも痛い、腰を曲げて便座を上げるのも痛いということで、6月頃に、あるスポーツトレーナーのところに背骨の矯正にいったところ、「とにかく背筋のトレーニングを3か月やってください」と言い渡されましたた。背筋なんかやって何が変わるのかと疑問を感じたものの、とにかくやるだけやってみようということで、腰回りの筋肉を使いそうなところをひたすら筋トレした結果、ボルダージムに復帰を果たすまでに、足腰の筋力が回復したという訳でした。

ですが、筋トレをやったらやったで、筋トレによる痛みや、筋肉の硬化の問題があり、やれる量にも制限があるところが難しいところです。

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