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昨年7月からパーソナルトレーニングに週1回通っており、クライミングとは全く関係ない筋肉を鍛えることに専念しております。当初の目標は
おばあちゃんになっても歩ける身体&プリケツ
これに一点集中しておりました。当時、夫からは「最近ケツが垂れてきている」と言われ、自転車で「ハムストリング&お尻筋が弱い」と自覚していた私は、いろいろ自主トレをしてうまくいかなかっため「尻!に特化でお願いします!」とパーソナルトレを始めたのでした。
結果としては1年間で想定の120%の成果が得られました。これまで登山も歩きも自転車も、大腿四頭筋がメインで活躍していましたが、明らかにお尻とハムストリングが使われるようになり、脚の形状もお尻の位置も見てわかるくらい変わったのです。しかし、その道のりは結構大変でした。パーソナルトレーニングでは、ガンガン筋トレをするのではなく、ひたすら正しいフォームでスクワットをしたりブルガリアンスクワットをできるようになるまで、トレーナーがビシビシとフォームを直してくれ、徐々にこれまでと違う筋肉の使い方をするように叩き込まれたのです。このプロセスでわかったことは、
筋トレで最も重要なことは、使いたい筋肉と脳を繋いで意識的に動かせるようになること
そう、MMC(マインド・マッスル・コネクション)なのです。最初の半年間は、下半身の使い方をマスターするためにひたすらフォームの改善をしながら、「あ、今梨状筋使ってるって自分でもわかる」みたいな感じで、使いたい筋肉を自覚的に使うために筋肉と脳を神経+意識で繋ぐみたいな作業をしてました。ようやく、最近負荷を増やしても良いレベルになってきたようですが、ちょっと筋肉への意識を変えるだけで、軽い加重でもバチバチに筋肉痛に持ち込めるため、加重を増やしていくことよりは筋肉と脳を繋ぐことを重要視しています。
で、クライマーにとって大事な上半身の筋トレですが、こちらはまだまだ迷走しております。筋トレ界隈ではビッグスリーという種目にも含まれている通り、「ベンチプレス」が最も重要な筋トレの一つなのですが、たぶん一般人クラシッククライマーのほとんどの人は、まともにベンチプレスができません。なぜかというと、ガッチガチに巻き肩になっている上に、肩の2nd positionでの外旋に制限があるため、正しいベンチプレスのフォームが作れないのです。そこで、肩のストレッチやコンディショニングをしながら可動域と肩の位置を改善し、なんとかベンチプレスのポジションを作るところまで1年経ってたどり着いたところです。
背中側の筋トレは懸垂のやり方が筋トレ界隈とクライマーでは全然違うことに衝撃を受けました。私はポッケクライマーの典型的なホールディングで小指はほとんど無視で人差し指から薬指を引っ掛けたじゃんけんのパー✋に近い状態で懸垂をするのですが、筋トレ界隈では、小指と薬指で巻き込んでグー👊の状態でするのが正解で、そうすると大円筋ではなく広背筋メインの筋トレになるそうです。トレーナーの方によると、私は異常に大円筋が発達しているそうで、クライマーの動きをYou Tubeで見ていたら納得だけど、広背筋下部が使えていない、とのこと。クライミングに影響するかは分かりませんが、ただ筋トレを上手になりたいという欲求から、最近はグー👊でやるラットプルダウンや懸垂を頑張ってます。
というわけで、まとめると、新しいことを学ぼうとすると独学より人に指導してもらうに限るなということかと思います。経験を買うのに払うお金を惜しむべからず、、というわけで引き続きパーソナルトレーナーに教えを乞いながら、人体について学ぼうと思います。

適した写真がなかったので健康診断のレントゲン写真!胸椎あたりが曲がってて、これが肩こりとか筋肉の不均一さに影響を与えている気がして気になってます。鎖骨の位置とか肩の高さに左右差がある原因なのか、結果なのか、気になってます。自分ではまっすぐ立ってるつもりなのにめちゃ傾いているー。こんなレントゲン結果も入手できるなんて、良い時代ですなー。
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