図書館のすゝめ

最近のブームは図書館の活用です。「読書は教養のためだから、お金を使うのを惜しまない」と思って本は結構買っていましたが、最近、図書館のすばらしさに目覚めています。図書館では、予約してある程度の期間(ときに数か月)待つことができるなら、人気の本でもレンタルすることができます。そして、数か月待って借りた本なら何とか読み切ろうという心理が働くので、貸出できる15日間の間に何とか時間を作って集中して読み切ろうというものすごいメリットがあります。

本は買って手元にあると、それに満足しちゃってなかなか読み切らない「積読(つんどく)」状態に陥ってしまうので、図書館の強制力の強さは素晴らしいなと思っています。

ここ半年くらいで図書館で借りて読み切れた本は
・吉祥寺の朝比奈くん     中田 永一(乙一さんの別名義) 
・社会はなぜ左と右にわかれるのか?  ジョナサン・ハイト 
・チョンキンマンションのボスは知っている 小川さやか
・女のいない男たち 村上 春樹 (ドライブ・マイ・カーの原作とか短編小説)
・落ちこぼれ、バンザイ!ースヌーピーたちに学ぶ知恵ー 河合隼雄+谷川俊太郎

ポッドキャストに影響を受けて読んでる本が多いですが、なかでもダントツおススメ本は

こちらロシ・モモのモモちゃんに教えてもらった「コクヨ野外学習センター」というポッドキャストのゲストとして来ていた文化人類学者の著書なんですが、その日暮らしのアングラ経済カルチャー&人間関係に、価値感が揺さぶられる1冊です。

大体、予約していたメインの課題図書と、タイトルが面白そうで軽く読めそうなやつ、料理本を借りて2週間で返します

今借りてる本。「タコの心身問題(英語のタイトルはOther Minds)」が今回の課題図書だったのですが、おまけで借りた「発達障害の人が上手に働くための本」には感動。。私は某ドクターにもお墨付きをいただいているくらい、恐らく立派なADHDなのですが、自分でADHDの特徴当てはまりすぎだなーと思ってからは、社会で生きていくために問題が起きないよう色々工夫してきました。で、この本を読んでみたら「めちゃくちゃ私が実践してることが書いてある・・・」って思いました。しかし、新しく取り入れたいような工夫も色々あり、結構役立つ本でした。

っていうか、誰でも陥る「長期の仕事になかなか取り掛かれない」とか「予定やスケジュールを忘れてしまう」とかに対するスキルとかテクニックなので、誰が読んでも参考になるのかもしれません。

ところで、あの事故から早1年が経ち、とうとう明日抜釘手術となりました。というわけで、不安を落ち着けるために全然関係ないブログを書いてしまいました。無事終わりますように。

コメント