垂壁から得た教訓

〈亀〉

3日土曜日文化の日は、Y花の都合が悪かったため、久々に一人で岩場に出かけることになった。どこに行こうか色々考えた挙句、K2さんに混ぜて貰って甲府幕に行って来た。

前週末からの風邪が治っていないので、全身の体力を出し切るような持久系ルートはできそうにない。その点幕岩には、みこすり半劇場みたいな、垂壁の難しい系ルートがやり掛けで残っていたので、それに取り組むことにして、ムーブ作りだけで一日中楽しむことができた。

56ae405b.jpg

楽しんだと言えば聞こえが良いが、実際にはムーブ解決には至らず、頭の中に「?マーク」を4つぐらい残して敗退。チョーク跡を頼りに考え得るムーブを全部試したがどれもしっくりこない。最後に変則的なムーブを思い付き、突破できる可能性を感じたのだが、足の爪先が痛くなってやめた。

ホールドの細かいルートは指も痛くなるが、それ以上に足先も痛くなることを思い知らされた。

日曜日は、Y花と御前岩に行き、前日の幕岩と同じく垂壁難しい系のルート「89番目の星座」をやった。
d4e093b0.jpg

岩の感触は全般的に花崗岩のようで、非常に面白い。Y花を含め数回のトライで登った人々の意見を聞くと、アスリーツボディよりだいぶ易しいとのことだったが、全然そうは思わなかった。3回トライしても、未解決部分を残して敗退。

やはり、足の爪先が痛くなって、最後はルートに取り付くのも嫌になった。帰宅後、直ぐに足の爪を切った。

【教訓】
垂壁のホールド細かい系をやる時は、足の爪を切れ。

コメント