劇的な変化をもたらしたカフェインレス生活


コーヒーの無い生活など考えたことも無かったのだが、3週間ほど前からカフェインを止めることにした。ここ最近定期的に通っていた整体の先生から言われたのが事の発端なのだが、この先生は元々スポーツ選手のトレーナーをやっていたこともあって、たまにアスリート向けの指導もしてくる。3週間ほど前には、故障箇所を早く治すことやパフォーマンスを上げることを目的に改善した方がいいこととして、コーヒー(カフェイン)を止めて水を毎日2L飲むことを提案された。

「あの黒いコーヒーがオシッコで出る時って透明ですよねぇ? ってことは、腎臓はそれを濾しだす時にそれだけ負担が掛かってるんですよ。体に良い訳無いじゃないですか・・・・・」

色々な例を出しながら論理的に説明をしてくれたのだが、とにかく、「パフォーマンス」やら「美」やらを突き詰めると、そういう所から治していくしかないという。また、カフェインには利尿作用があるので、本来疲労回復等のために体に貯めておいた方がいい水分も、体の外に出してしまうらしい。なので、カフェインを抜いて利尿作用を無くした上で、水を毎日2L飲むのがベストである、と。「一週間やってみたらだいぶ変わりますよ。」ってことだった。

そう言えばY花もカフェインレス生活してたなーと思い、とりあえずコーヒーを抜いて見ることにした。また、普段常習的に食べていたチョコにもカフェインが入ってるのを思い出し、食べるのを止めた。ちなみに最近は、家でも会社でもお湯を飲んでいる。

ところがカフェインをやめて半日経ったぐらいで、さっそく頭痛が始まった。ネットによれば、これはカフェイン中毒者の典型的な離脱症状らしい。確かにコーヒーは毎日飲んでいるし、多い時は一日5杯ぐらい飲んでおり、少なくとも、日本⇔アメリカ間の飛行機の中では毎回4杯ぐらい飲んでいた。しかし、カフェインを摂るのを止めたことで、就寝時間が大きく変わった。少なくともこの10年ぐらいの間は寝る時間が深夜の2時から3時。コーヒーを飲もうが飲むまいが、普通にしてたら12時には寝ることができず、飲んでも飲まなくても関係ないので寝る前にコーヒーを飲むのも常習化していた。一方昼間は、いくらコーヒーを飲んでもほぼ毎日強烈に眠かったのだが、カフェインを抜いてからというもの、日中は全く眠くならない。外で空気を吸えば、新鮮な酸素が脳に直接届くのを感じられるほど気分が良い。そして夜の22時ごろには眠くなってきて、深夜の12時ぐらいには自然と眠れるようになってきた。

ここまで来ると、これまで深夜の2時まで眠れなかったのはカフェインのせいで、もうかなり前から睡眠障害に陥っていたというのがわかってくる。睡眠障害だった頃には眠れないと言うだけにとどまらず、遅くまで仕事したり深夜の行動に結びついたりして更なる悪習慣が身についていたが、どれも結果的に不幸になるようなことばっかりだった。最近は、Y花のように正常な睡眠サイクルを持った人のことが自然な感覚で理解できるようになってきた。

料理に引き続き、これまたもっと早く気づけばよかった。
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コーヒーは飲まないけどアイスティーはたまに飲みます。

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