クライミングゆい会話 Lesson 7

M也の出張時での会話によると、「日本でWifiルーターとか呼ばれるRouterだけど、アメリカでは「ラウター」って発音してた」とのこと。ちょうど私も、「日本でクライミングのRoute「ルート」って言われてるけど、みんな「ラウト」って言ってたよー」、と話そうと思っていたところだった。アメリカ人に聞くと、「Routeは「ラウト」でも「ルート」でも良いけど、自分は「ラウト」っていうかな」とのこと。辞書によるとRouterは「ラウター」がアメリカ英語「ルーター」がイギリス英語、Routeは辞書上はイギリスでもアメリカでも「ルート」になっていた。辞書通りじゃないってことらしい。

アメリカ英語だけでも方言や訛は多種多様で、Red River Gorgeのあるケンタッキーなど南部の訛は凄すぎて全然聞き取れない。この地方では、am not、is not、are not、has not,have notの代理として、

「ain’t」(発音はエイン(ト)。トはほとんど聞こえない)

という便利な否定系が多用されていたりする。全国でain’tでOKなら文法間違いが減って楽なのだが、これを使うと田舎者とか荒くれ者(Red Neckとか呼ばれる)といった印象になるらしい。イマドキの?歌の歌詞では良く使われている。

発音といえば、私は外国人らしく正しい文法&正しい発音で話そうしてて何だか可笑しいらしい。日本に来た外国人が「ビレイお願いしてもよろしいでしょうか」とか丁寧すぎる日本語を使って、ちょっと「クスっ」てなるの感じなんでしょうかね。Coll’s Coveという砂岩の岩場では、ほとんど全ての課題がエッチな単語で出来ており、私がトポを見て、「Dickens Suckin Lips」とか「Sloppy Seconds」と読み上げると、かしこまってエッチな発言をしているようで爆笑を誘っていた。(ここでは紹介できない内容なので、より深くお勉強されたい方は別途ご連絡いただくか、Google等で自習ください)

そんなわけで、今回は予想外の英語。
●Commit 
外資系企業だと日本でもしょっちゅう使われる「コミット」「コミットメント」。Googleで調べるとライザップのCMで「結果にコミットする」という使われ方をしてて、多くの日本人が「どういう意味?」と思ったようだ。

職場だと「責任もってやります!」と言って頑張って実行する覚悟がある状態のことを指してるかなと思う。これ、クライミング業界でもしょっちゅう使われている。良く使われるのは、遠くてスタティックでは止まらないからデッドポイントしないといけないけど、落ちるのが怖くておっかなびっくりやってできないときに、

I think I can make it if I commit to the big move.  (このダイナミックムーブにコミットすれば、このムーブできると思う)みたいな感じで使われる。

できると信じて突っ込んでホールドを止める、あの感じが、多分コミットするということです。
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デッドポイントでコミット足あげムーブ。
右手はほとんど持てないので、左の腹筋を信じて勝負@Sharp Shooter V6 

●Hilarious 
That’s hilarious !(それウケる!)
ものすごく良く使われる表現でオモロイ、ウケるっていう意味です。クライミングに行くと、毎回必ず聞きます。どうしても「ホラリアス」と聞こえるので、しばらく「何言ってるんだろうー」と悩んで辞書を引いても見つからなくて困ってた単語。ちなみに、Hilaryさんの語感も「陽気な陽子ちゃん」といった響きみたいです。この画像を見ると、一発で覚えられます。
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引用元https://imgflip.com/i/14fdit

 ●Spray beta / Sprayer

スプレーという単語は、よくベータ(日本語の正解ムーブ)と組み合わせて使われる。動詞、名詞で使われる。スプレーという言葉通り、ムーブを課題に吹き付ける、こうだというムーブを示して課題が見えるようにすること。多くは悪いほうに使われると思われる。

Sprayer(スプレイヤー)
聞いてもないのに、「そこのムーブ、先に右ホールドタワラ持ちして、その後左手飛ばしムーブだよー」とかムーブ教えてくる奴のことを指す。「楽しんでムーブ作ってるのに、こらーーー!」という怒りのニュアンスが含まれる。
Don’t spray beta.
ムーブを教えてくるな。 

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