垂壁の洗礼②

7月9日(土) New River Gorge, Endless Wall
翌日は快晴!!というわけで、一番ゴージャスなエリアと思われるEndless Wallへ。予習ゼロ、トポなしで、すべてKenに任せきりで、運転までお願いする。あまりにKenが優しいので、ヌンチャクがけまでお願いしてしまうという、完全甘え切りスタイル。次回は頑張ります。

このエリアは名前の通り、Gorge(渓谷)上になっていて何マイルにも渡って川沿いに岩壁がつながっており、設置された梯子を使って切り立った岩を降りてエリアに到着するようになっている。まずは、一番立派で5.14aまであるThe Cirqueへ。岩が豪華すぎて写真がとれない。アップ後、見た目で一番できそうなFinders Keepers 5.12cをトライ。見えているところは傾斜もあるガバで簡単だったが、良く見えなくなったところか難しい垂壁ムーブが3ボルト続き、必死の思いでトップアウト。次はつながるかなー?、なんて思ったが、とんでもなく甘かった。何とか抜けて回収。
「調子乗る理由が皆無なのに、調子乗ってすみません。The Cirgueは自分たちには早かったです」と反省し、Honeymooner’s Areaに移動してワングレード下げてみることにする。KenがJesus and Tequilla 5.12bをヌンチャクをかけながら登るが、明らかにあやしい。一か所どうしても解決せず、ヌンチャクをつかんでトップアウト。私は見ているだけでおなかいっぱい。とても回収できる自信がなく、トップロープでトライさせてもらう。当然Kenが解決できなかったムーブはわからず、ロープを登ってトップアウト。ほんと甘ったれててすみません。でも、多分、小川山のシルクロードと同じくらい難しいかも。
「なんとか1本完登したいですね」と、移動して5.11aのスラブ。二人とも1ピン目の濡れているホールドをうっかり触ってフォール。これまでに完登したルート5.10aだけ、という安定の登れなさで、2日目を終了。

7月10日(日) New River Gorge, Fern Creek Falls
最終日!ということで早起き気味に登る。5.12なんて到底無理、と悟り、5.10bからトライ。何とか登れて、ようやくグレードを一つ更新。続いて5.11cもメチャクチャ頑張って何とか完登!

またまた調子に乗りたい二人。何とか登れる5.12はないか、と思っていたところ「一番REDっぽい課題」と書いてある5.12bが!!というわけで、滝のすぐ横にある強傾斜のFall Line 5.12bへ移動。1トライ目は各駅停車でヌンガケしたが、初めて「これは登れる課題かも?」という気配。2トライ目、足が切れてパンパンになりつつも何とか完登。REDっぽい課題ありがとう!!
Kenも1トライ目でサックリムーブを解決し、2トライ目で核心を超えたので完登か!?と思いきや、まさかの上部でフォール。終了点で、「回収しまーす」とか何だか言っていたようにも聞こえたが、滝がうるさくてよく聞こえないし、次で登れるしまだ時間もあるから回収な訳ないよね、と理解し、とりあえず下までおろすことにした。

とはいえ、時刻は一番暑い14-15時、30度くらいあるかもしれない、次の便は6本目、岩ももう少しで日が当たってしまう、、、どうなるか?と内心ドキドキ。
が、最終便、まったく落ちる気配なく、バシっと決めてくれました。
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わーい!!二人ともヌメヌメホッカホカのNew River Gorgeで5.12完登!!めっちゃ気分いーーーーーー!
というわけで、Kenが最後きっちり締めてくれたお陰で超楽しいツアーになりましたとさ♪ちゃんちゃん♪

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