魔力制限の習得

<ゆ>
5月30日(土) @甲府幕岩 with 昌也&りっちゃん

今週は、溜まりにたまった私生活の宿題を終わらせるべく、土曜日日帰りクライミングで日曜日を宿題にあてることにしました。気温も高く、あまり期待していなかったのですが、朝触った岩はひさしぶりに結構調子よい!

「今日は5.11登りまくろうー」と思っていたのですが、これだけコンディション良いなら~と思い、「兆 5.13a」にヌンチャクをかけに行きます。結果的に午後は暑くて間違った判断でしたが・・・・昌也さんもりっちゃんも、8―9幕あたりで思い思いのルートにヌンチャクをかけて楽しく過ごしていたところ、遠くからスクールっぽい人々が。よく見ると先頭を歩くのはruさんではないですか!!!先週「蜃気楼 5.13b」を登ったらしく、Facebook/Instagramに投稿していたので、話が聞けたらなー!と思ってたところでの偶然の遭遇でした。

ruさんとは、多分小川山の屋根岩5峰であったことがあるだけなのですが、鳳来で天徳貴人をやろうと思っていたときとか、なにかと検索するとruさんのブログに当たっていたので、初対面で「あのブログの人!」と、こちらが勝手に知っている人という状態でした。めちゃくちゃ強いクライマーで、しかもリボルト職人としても新田さん、黒田さん、町田さん、黒ひげさんとruさんだけが「特A」というランクにおり、スペシャル職人でもあるのです。

それなのに、ものすごくオーラが静か!

強いクライマーとかレジェンドクライマーは、歩いているだけも何故か「この人強い!」というオーラが染み出しているもので雰囲気があります。結構穏やかな大西良治さんとか長門さんでも、雰囲気は穏やかなのに目がやばい人というか・・・・なのに、何故かruさんだけは気配さえ消しているのかと思うくらいオーラが静かです。

そこで、思わず思い出したのが、葬送のフリーレンの「魔力制限」。フリーレンは(フェルンも)厳しい修行で研鑽を積んで、強さを悟られないように一生をかけて魔力制限をしているのです。ruさんも強さを悟られないように、平常時は完全に魔力制限をしているのでしょうか。しかも、私の2つ下くらいのはずですが、なんならワンゲル部の大学生くらいに見えます。人知れず静かに研鑽を積んで、森の中でクライミングと向き合っているruさんは、やはり魔力制限をしているエルフなのでは!? 声が大きく雰囲気が鬱陶しいタイプの私としては憧れを感じます。

ほとんど知らない人なのに、強めにいじってすみません。

ところで「蜃気楼」どうでしたか?と聞くと、とっても面白かったとのこと。「第2核心のムーブが謎でどうしようか?」と思ったそうですが、1便目で正解ムーブ(か分かりませんが私が登ったときと同じムーブ)に辿りついて、2便目は第二核心の右手を取るところまで行ったけど落ちて、翌日の3便目で完登とのこと。このコンディションでそんなあっさり登っちゃうとは強すぎるー!!それでも、ほかの甲府幕岩の5.13aと比べるとワンランク難しいので、5.13bは妥当なのではとのことでした。第1核心の良いホールドはRuさんのリーチでもギリギリだったので、「細かいホールドつないで大変だったろうなーと思いましたよ」、なんてことまで分かってくれてて、メチャクチャ嬉しかったです。

さて、この日の目標は「りっちゃんが「女子一撃ルート 5.12a」を登ること」でした。りっちゃんはGW明けの2日目のトライで「マントル返して前半終了(つまり実質RP)」というところまで登れていたのに、何故かマントルの途中で落ちてしまい、そこから岩のコンディションの悪化でドハマリ。6月はさすがにコンディションが悪いので今週でおしまいかなーと思って追いつめられていたトライです。

1便目、一番コンディションの良い状態では、サクサク身体が動いていたのに、痛恨の逆クリップでテンション。そこからは、どんどん暑くてダメになるコンディションと体調で、完登できず・・・

絶好の写真日和ですけど・・・日がガッツリ当たって岩もポカポカ

嗚呼、こういうことってあるよなー、と自分も経験したしょっぱい過去を思い出しちゃいました。

国体で決勝ルートの簡単なパートで落ちちゃったり、岩でも核心が終わった後の簡単パートでボンミスしたり・・・・

ただ、振り返って思うことは、そういうしょっぱい経験も含めて、勝負しなきゃいけないシーンの場数を踏めば経験値があがり、次のチャンスにつながるってことです。しっかり準備して挑戦して、やり切ったと感じられたら、勝っても負けても後悔はしないかも。

私も残り少ないクライマー人生は、苦手だったり諦めてたことをチャレンジしようかな。

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