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5月10日@甲府幕岩
GWから2日働いて指皮も筋肉も回復した状態で、週末と最高のスケジュールです。今回は開拓に行きたい昌也さんは別行動、橋森さんが私とりっちゃんを途中でピックアップしてくれて甲府幕岩に向かいます。駐車場で堀田家とも合流して、本日も渋めに9幕です。

(写真がないので前回登った「まだら 5.12b」。新緑が日差しを遮ってくれて、9幕はそこそこ涼しいです)
いつでも岩モチが高い橋森さんは、さっそく「スナイパー 5.12c」にヌンチャクをかけにいき、2便でサックリ登ります。もう登っていないルートがほとんどなくなってしまったのでは・・・仕事が早いです。珍しくモチが低いあすかちゃんは、橋森さんに便乗しようと言ってマッタリとスナイパーに取りついてましたが、あっさり2便でRP。モチが低くても強いです。
私は、りっちゃんと秘密のプロジェクト?に取り組みつつ、自分は何をしようかと迷っていましたが、橋森さんに聞ける絶好のチャンスなので、やっぱり「兆 5.13a」をやってみることに。
すると、2021年から何回も核心ムーブをトライして諦めていたのに、橋森さんビレイでラインやムーブをちょっと教えてもらったら、アッサリ全てのムーブが解決しちゃいました!あんなに苦労して初登を諦めたのに、どういうこと!?とりあえずムーブができて、登れそうなのはとっても嬉しいですが、当時は自力で全然解決できなかったのに何で教えてもらったらできるようになるのか、複雑な気持ちです。
いくつか要因はあると思いますが、まず「初登は特別に難しい」ということがあると思います。誰かが登っていると、「これは登れる岩なんだ」という気持ちになれるし、難易度も大体わかるのですが、誰も登っていない岩というのは、本当にできるかもわからなくてマインドセットが違うため、できないかも?という疑いがムーブを難しくさせるところがあるのかと思います。
あと、ルートにボルトを打ったり掃除をしているシーズンは、どうしてもクライミングレベルが落ちてしまい、開拓作業でいつもクタクタなので「ムーブできない」と思っちゃうというのもあるのだと思います。
私にとって「初登が難しい」ことの根底には、自分に対する信頼のなさと出来るまで頑張る忍耐強さ不足、そして「できるかできないか」の判断力不足みたいなものがあって、なんとも反省させられました。「兆」と比べて「蜃気楼」のほうがトライ出来るシーズンの短さを含めると圧倒的に難しいです。でも「蜃気楼」は昌也さんの開拓したルートだったので、簡単には諦めてはいけないという強制力が働いて、なんとかやり切れたのですが、「兆」は自分でボルトを打ったり掃除したルートだったので、諦める権利をすぐ行使してしまったというか・・・自分を信じて、登れる日まで頑張る忍耐強さと妥当な判断力が必要だなー。
というわけで、そんな過去の自分への反省と今後の成長のために、「兆」にロックオンです!「兆」は保持力とパワーが必要な4ピン目までの厳しい核心のあと、細かいカチカチパート、カチッとしてないナメたホールドと足を信じる繊細パートと、垂壁マニアな長い上部が続くルートですが、パリッパリのシーズンじゃなくても出来るタイプの保持感なので、春の微妙なコンディションでも何とかなるかもしれなそうです。来週も頑張るぞー!私の掃除不足で最後の簡単なパートは苔がフサフサで結構汚いので、シーズンオフに掃除しないとな。
なお、橋森さんはスナイパーの後に「蜃気楼」のムーブを全て解決、あすかちゃんも「兆」とトライして大体見込みがついていたので、この春シーズンで5.13の完登が続出するかも!?もう夏みたいな気温になりそうだけど、まだシーズンは終わってません。


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