十何年ぶり?の河又

<ゆ>
3月30日(土) 河又 with Sんたろさん
月曜日急遽外国人にプレゼンすることになったりして、日曜は色々やることがあるので、今週もM也と別行動でSんたろうさんと河又へ。ちょっと前から突然「マンモスケイブ5.13C」が気になり始めたのだが、このルートはまずパートナー探しが核心。誰か行く人いないかなーと思ってSんたろうさんに聞いてみたところ「やってみたい!」とのことだったので、ちょっと強引にお誘いして行くことにした。東京から近い石灰岩の岩場として人気だと思っていたが、この日は気温がかなり低いこともあってか、河又コウモリ岩は「亀Tちゃん」たち女子チームと我々のほぼ貸し切り状態。ちなみ亀Tちゃんとはほとんど喋ったことがなかったのだが、噂話で勝手に呼び捨てにしていたので、ついつい本人にも「あ、亀Tだ!」と言ってしまった。あちらも「あ、池田さんですね」と旧姓で呼んでおり、クライマーあるあるな感じでお互い共通の友人を通して知っていた。

Sんたろさんも私も、偶然2003年6月にクライミングを始めており、10-12年くらい前に河又にきてデザートソング5.12Aを登って以来、河又には来ていない、というところまで過去の経緯が一致した。

目標のマンモスケイブは、残念ながらケイブのホールドはちょっと濡れていたが問題なくトライできた。Sんたろーさんは、出だしのケイブは一発で楽々クリアで、第1核心も2便目でさっくりできていた!やっぱり筋肉量が多くて体が強い登りだなー。でも第2,3核心にはてこずっていた。かたや、私は出だしのスタートホールドはリーチの関係で飛びついて足ブラになってしまい、足が切れると激ヨワの私は、4・5級くらいしかないスタートに手こずってヨレまくった。そして体幹が必要な第1核心は、何とか悪い左手ピンチから右手の小さいピンチ取りが一回だけできたが、次のムーブを繋げられず。一方、カチの保持力とハイスタンスとか柔軟性でカバーできる第2・3核心は割とすんなり出来た。
Sんたろさんはタイプもサイズも全然違うけど、同じルートをちょうど同じようなレベルでトライできる人と登るのは楽しいし刺激になるので強くなれそうだなーと思った。M也が勝手に「ストリートファイター:Y花」という話を作ってますが、そんな事ないから遊んでくださいね!!M也のせいで、「詐欺師で勝負師のY花」と噂されて、友達がいなくなるのではないかと心配だ。

さて、2-3便しか出していないのに、ボルダー3発のマンモスケイブはかなりヨレるので、最後は河又の看板ルート「デザートソング」を登ることにする。私は1便目、河又のツルツル足に敬意が足りず、2ピン目で足が滑って手繰り落ちしてしまい、ナイスビレイで助かったが結構危なかった。2便目は先に登ったSんたろさんに、リモコン操作してもらい何とか登れたが教えてもらわないとムーブを作るのは難しく、これは今トライしてもオンサイト出来なかったな。
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(懐かしのデザートソング。十数年前、前日飲み会でみんな二日酔いのスポーレメンバーで登ったなー)

久しぶりの河又は思ってたよりも小さく、手足もツルツルでボルダー的要素が強かったが、昔敗退したディレティッシマドラゴンとか、まだ触っていないルートのオンサイトトライとか、色々遊べそうなので、また行ってもいいなーと思った。マンモスケイブは二人とも全ムーブ解決には至らなかったが、何とかムーブもできそうな気配があるし、折を見てまたトライしたいものです。

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