<ゆ>
天気予報は微妙だったが、日・月で3年ぶりの鳳来・鬼石/ハイカラ岩に行くことにした。
日曜日
鬼石は、予定通りにガバはシットリしていたが、凸凹の少ない難しいところは乾いていて、RPを狙わない私には十分なコンディションだった。
噂で、天徳貴人にスズメバチの蜂の巣ができていると聞いていたが、見てみると「枯れ木のフェイス」終了点から2本目のボルトの傍にソフトボール大の蜂の巣ができていた。シケシケと蜂の巣の相乗効果か、鬼石エリアはガラガラ。
そこに「天徳しますが、ヌンチャク回収にきただけです」という若者がやってきた。話を聞くと、天徳貴人を完登したあと、ヌンチャク回収時にスズメバチの巣の上を通過してしまい、3か所刺されてしまった、とのこと。病院で調べると、蜂の毒に対する抗体ができてしまっているので、次刺されたらアナフィラキシーショックの可能性があるらしい。それでも恐る恐る天徳を途中まで登って、蜂の巣の真横にあるヌンチャクを回収して降りてきた。
「ムーブが出来そうだったら今シーズンを賭けて頑張ってみようかな」と思っていた天徳貴人に、最初からそっぽ向かれてしまった。
それでも諦めきれないので「下部だけでも」とトライ。1便目は「ほんとにこのルート触ったことあったっけ?」っていうくらい全てを忘れており、自分の記憶力に飽きれたが、やってみると足は何を使うとか、徐々に思い出してきた。結局3便目には、核心まではふつうに登れるようになり、ヌンチャクを掴みながらなんとか核心を超えたが、スズメバチの巣に近づいてくると、蜂が警戒モードで近づいてくる。凍り付いて、すぐヌンチャクを回収して降りることにした。
瞬発系のM也は、鬼石とは相性がすごく悪いようだ。まず、登山の時点で体力を使い果たし、着いた時点でシンナリしている。手始めに「留年」をトライするも、シケシケにやられてOSできず。次に「卒業」をトライするも、やはりある程度登ると持久力が枯渇するようで、シンナリしてくる。鬼石はひたすら苦しい修行のようだった。
月曜日
当初の予報は曇りのち雨だったが、終日曇りのままだった。相変わらず湿気ているが、日曜日よりはコンディションが良い。そこへPUMP2組が到着し、鬼石でアップした後ハイカラ岩へ移動。
私たちは
Y花⇒天徳をトライ。ある程度高度があがると、スズメバチが警戒音と共に近寄ってくるので、慌てて降りる、を繰り返す。
M也⇒留年、卒業を交互にトライするも、持久力問題で完登に至らない。ホールドも心もシケシケ。
という不毛なトライを繰り返しており、おKちゃんが鬼石に様子を見に来てくれたことをきっかけに、ハイカラ岩へ移動。M也はクライミングショーをトライ、私はみんなと雑談し、元気を取り戻した。混んでるのは嫌だけど、和気あいあいと話せる岩場がいいなー。
持久力はないけどボルダーは強いM也@クライミングショー Photo By MWさん
おKちゃん@クライミングショー Photo by MWさん。この写真かっこいい!!
そんなわけで、第一回目の鳳来は、憧れルート、高嶺の花の「天徳貴人」にしょっぱなから振られ、シッケシケな感じで幕を閉じたのでした。でも触ってみると、オーバーグレードな感じはするけど良いルートだし、何とかトライしたいなー。。。帰宅してからは、「どうやったらスズメバチの巣を撤去できるか」、ばかり考えており、スズメバチの生態や蜂撤去で着用する防護服のレンタル、アッセンダーの使い方など、調べまくっている。
コメント
さすが、<ゆ> ちゃん。
スズメバチいなかったらこの秋にでも登れそうな感じだねぇ。
スズメバチの巣は、一昨年だっけかな?
カリスマの上部にもデカいの出来て駆除をどうしようかと考えた時があったよ。ただやっぱりどうすることもできないのでスルーしました。
今週末はどこもアウトだねぇ。残念。
自分もステロイドかカーニバルやりたいなぁ。ウルフとかも。。。
自分もまずはアプローチから。。。
いやいや、、蜂がいなくても、天徳貴人は全然まだ遠い星だなーと思いました。カーニバルも蜂の巣は危ないかと思います。
ところで、Dr Meiji !おめでとうございまーす!共に夏を過ごしたお二人が無事卒業して嬉しいです!次は鳳来大学院ですねー
クライミングショーの写真抜群にいいですね。
今まででの中でおKeiちゃんが一番よく撮れてますね。
Mさん(私は誰かわかったぞー!)
すごい良い写真ですよね!!リーチ限界ムーブに挑んでる、おKちゃんのカッコよさが出てますね。MWさん、良い写真撮りますなー
相変わらずの短い指。指は3本だけしか使えないし。第一関節だけで相変わらずホールドしている。(笑)
右手ね。