岩無旅~キューバ~①

《ゆ》
アメリカ生活も残すところ後3か月半!悔いがないように行きたいところに行かないと。
というわけで行ってきました!キューバ! 

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共和制国家キューバは、キューバ革命以降、アメリカ等の経済制裁により1960年くらいから経済成長が止まっており、クラシックカーが走り、インターネットもほとんど使えず、タイムスリップをしたような独特の雰囲気を持つといわれており、一部のマニア気味な旅行者に人気の様だ。しかし2015年にアメリカとの国交が正常化し、中国資本も大量に進出しているらしく、この数年で今のキューバの雰囲気から様変わりしてしまうと言われており、今が最後のチャンス!だそうだ。

国交がなかったアメリカからキューバへの旅行すると、日本から行くよりビザ上は少しヤヤコシイが、ニューアーク空港からハバナまで直行便があり何と3時間!というわけで、アメリカに出向しているすごい仕事できるNみさん(日本風にいうと部長?)と超優秀でメキシコに出向中のN子さんと女子三人で2泊3日の旅に出かけることにした。

岩に登らない旅なんて、いつ以来かなー。どうやって観光を楽しんでいいか分からない私は、とりあえず地球の歩き方に載っているキューバの歴史とチェ・ゲバラについて読んでみる。カリブ海の真珠と呼ばれるだけあって景色は美しく観光業が栄えて、さとうきびやたばこなど経済価値の高そうな農業や石油など地下資源とかもあるのに、過去の歴史はずっと大変でスペインに支配されアメリカに支配され、キューバ革命で独立を勝ち取るも、ソ連とアメリカのはざまで数十年間に渡り経済制裁にあってと不遇な歴史をたどっている。

難しいことは分からないが、予習としては
「Buena Vista Social Club」 を観て、キューバの音楽に魅了され
https://www.facebook.com/buenavistasocialclub.worldcircuit/

「The Motorcycle Diaries」を観てチェ・ゲバラの魅力を理解しておくとよいらしい。
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Motorcycle_Diaries_(film)

ハバナに到着して、Air BnBで予約したセントラルハバナの宿へ。60年代から全く新しい建物が立つことはなかったのだろうか。街並みも、宿からみる建物も、数十年以上の時を経たままの姿で迫ってきます。
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数十年?数百年前に建てられた建物をずっと活用している感じ。
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宿から見た景色。

初日はクラシックカーに乗って、ハバナ市内をみてまわる。乗せてもらったのは1952年製のアメリカ車だが、シートベルトはなく、走っていると時々ドアが開いてしまい、割と普通に危険を感じた。
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ドアが開かないように、ハンマーで叩いて直す。彼は大学でプログラミングを学び、カナダで出稼ぎした経験もあり、英語もしゃべれる、というインテリな若者で、市内よりも彼の話が面白かった。
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ホテルなど立派な建物はスペインかアメリカが占領していた時代に建てたもの。

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Casa Fuster→ と書いてある看板に従って道を曲がると、軒並みモザイクでデコレーションされた家が続く。Jose Fusterという人がご近所さんの一般の家を改装していったそう。

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革命広場のチェ・ゲバラ。共産制国家だなー、と思わせる殺風景な広場だった(続く)。

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